「スズメバチの巣が急増、注意!」という内容の記事が載った
実は我が家では4日ほど前に庭のツツジの木に巣を発見
撤去したばかりだった

「おお!
ウチは 流行の先端を行ってるんだなあ・・・^^」
と、さほど危機感も無く、その記事を読んでいた
そもそもスズメバチって、
危害を加えなければ襲って来ないし
害虫でもない。
ただし、刺激をして刺されてしまうと
毒を持っているので命に係わることがある。
巣があった場所が、我が家の庭の道路っぷち
近所の子供たちも歩く場所なので撤去することにした
長さは約10p、直径約7p
とっくりを逆さにしたような形だ

ネットで調べたところ
種類は「コガタスズメバチ」で
性格は「オオスズメバチ」と比して温厚ということだ

毎年2〜3匹が庭のベニシタンの蜜を吸いに来ている^^
巣がこのくらいの大きさの時には
女王蜂が1匹だけで子育てをする、とのことなので
彼女が外出している時を見計らって、
こそっと撤去させてもらった^^
もし、この世のスズメバチが全て居なくなってしまったとしたら・・・
害虫など昆虫の数が限りなく増えてしまうそうだ
「クロスズメバチ」は農作物を食べる害虫を食べてくれるし、
幼虫は健康食品にもなるので、農家ではありがたい種類でもある。
「オオスズメバチ」は国内で最も大きく凶暴な種類だが、
外来種の「セイヨウミツバチ」を駆除してくれる。
ひとつの巣に居る「キイロスズメバチ」は、
昆虫を10万〜数百万匹食べると言われている。
言い方を変えると「キイロスズメバチ」の巣をひとつ駆除すると、
10万〜数百万匹の昆虫(害虫)が減らないことになる。
そう、彼らは様々な害虫が増えるのを抑制してくれている
ある意味、生態系を守ってくれているとも言えるのだ

おっと!カメラのシャッター音に反応したのか、飛び出して来た!
人間の居住エリアの巣は、
危険を伴うので駆除はやむを得ないが
自然界でのスズメバチの巣は、
そっと見守る事が大事だということが解った^^